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貸金業協会に加盟していない業者

貸金業協会に加盟していない業者について

そんなことはありませんので、ご安心を。

信用情報機関での照会をするためには、各都道府県の貸金業協会会員という条件があります。

なので、通常、大手中堅以上の消費者金融(キャッシング)会社は信用情報機関に加盟していますので、必然的に貸金業協会にも加盟していることになります。

しかしながら、小規模業者の場合には、信用情報機関に加盟せず独自審査を行っているところも多々あります。

メリットもあまりないため、貸金業協会に入っていないところも多いようです。

実際、登録業者に対する貸金業協会への加盟率は、およそ36%程度とされています。

この数字から見るかぎり、60%以上の業者が加盟していないということになりますが、これは全然違法ではありません。

法定利息内で業務を行っていれば、まったく問題ありません。

関連トピック
「年齢」は最重要属性について

消費者金融(クレジット)業界では、一般社会とは異なる独特の判断基準が存在するため、年齢に対する理解がとっても重要です。

消費者金融会社大手にとっての利用者のターゲットは、実は「20〜30歳代」の独身者とされています。これは、この年代であれば、自由に使えるお金が多いと考えられているからです。

では、20歳と39歳ではどちらが有利なの?ということなると、20歳前半は、若すぎると収入が少ないのではと考えられるため、若干不利なようです。では、39歳が有利なの?というとそういうわけでもなく、これはこれで、いい年して貯金もしてないの?と見られてしまう面があるようです。

また、一般社会では通常「既婚者」のほうが信用があるので、なぜ「独身者」のほうが有利なの?と思われるかもしれませんが、この業界では、自由に使えるお金が多いほうが有利にはたらくのです。

既婚者で子供がいたりしたら、それこそ自由になるお金なんてほとんどないと考えられてしまうんですね。

まして、住宅ローンでも抱えていたりしたらなおさらでしょう。

とはいえ、39歳独身がいいかというとそういうわけではなく、やっぱりその年までなんで独身なの?何かあるんじゃないの?と見られてしまうようですので、これも一概には言えません。

これらをまとめてみると、審査にあたって有利な人というのは、20代後半〜30代前半の独身者で自由に使えるお金の多い人といえるのではないでしょうか。


「年齢」は最重要属性
居住年数
携帯電話しか持っていないと不利か
アンケートは重要か
「自社が加盟する信用情報機関に照会しますがよろしいですか?」という質問

重視される属性と重視されない属性
消費者金融/キャッシングの審査で有利な職種
年収は重要か
面接
貸金業協会に加盟していない業者

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